犬の吠えぐせや咬みぐせを治す効果的な方法

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犬のくせを治す方法

吠えぐせ
まず「イケナイ」という言葉で。 身近なものでおどろかせます。 犬がハウスや犬舎の中でむだに吠えるのは、人間と暮らしていく上でやめさせなければならないクセです。外に出してほしいと吠えても、その都度出していたら、飼い主は犬のいいなり。リーダー失格です。

最初は、「イケナイ。しずかに」といってしかります。うまくいかないときは、天罰をあたえる方法をとるといいでしょう。空き缶を使ったり、新聞紙やむだ吠え防止用の首輸を使ったりする方法があります。

空き缶
空き缶に小石などを入れ、口の部分をテープでとめ、ものにあたったときに、大きな音が出るようにしておきます。犬が吠えたら、「イケナイ」といって、あなたは犬の見えないところから、ハウスに向けて空き缶を投げます。犬は音におどろき、吠えるのをやめます。

新聞紙
新聞紙を丸めて、テープでとめておきます。犬が吠えたら、あなたは犬から見えないような位置から「イケナイ」といって、丸めた新聞紙でハウスをたたきます。

無駄吠え防止首輪
吠えると、喉のふるえに反応して、いやなにおいのスプレーが出る首輪が市販されています。コツは最初のうちはスプレーが出ないようにしておくこと。首輪をつけかえ、吠えたときにすぐスプレーが出ると、犬はいやなにおいの原因が首輪にあると、すぐ理解してしまいます。首輸をつけているときだけ吠えるのをやめ、とると吠えるように。最初のうちは吠えてもスプレーが出ないようにして、首輪に慣らします。しばらくして、首輪に対して違和感がなくなったときに、スプレーが出るようにしておくと効果的です。

咬みぐせ
かんだ瞬間に「イケナイ」といい、すぐさましかってやめさせます。 子犬は3~4ヵ月になると、歯が生えかわります。そのかゆみや違和感から、あまがみをするようになります。最初のうちは、力もないので、それほど気にならないかもしれませんが、成長とともに力が出てくるため、飼い主が傷を負うことも。そのうち、気に食わないことがあると飼い主をかむといった悪いクセにつながっていきます。

大きくなってからのかみグセは、飼い主の手でなおすのはとても難しいことです。自分はもちろん、他人にも危害をくわえるおそれがあります。訓練士や獣匡師、問題行動の専門家に相談しながらしつけをおこないます。

ドッグフード とびつきぐせ
とびつこうとした瞬間に、体をそらせてしまいます
子犬のころ、愛犬が何気なくとびついてきた行動をしからず、飼い主が喜んで遊んであげていると、「とびつくこと=飼い主が喜んで遊んでくれる=いいこと」だと学んでしまい、とびつくことが習慣となってしまいます。

体が小さいうちは、それほど被害がありませんが、大きくなってからは手に負えなくなります。ケガの心配はもちろんのこと、とびつかれて、たおされて、犬と飼い主の主従が逆転してしまうこともありえます。 犬がとびつこうとしたう、体をそらせて、とびつけないように工夫します。その後、すぐに何がいけなかったのかを知らせるために、首筋をつかみます。

留守番嫌い
留守番時以外もひとりで過ごす習慣をつけておきましょう
遺伝的な問題でもともと過敏な性格の犬や、子犬のころに愛情不足で育った犬、飼い主が甘やかしすぎた犬などは、留守中に部屋をあらしていたり、おもらししていたり、吠え続けていたり。飼い主がいないという、不安な心理状態から、パニックを起こすことが。このような状態を、専門的に「分離不安症」と呼びます。

なかでも多いのは、甘やかしすぎによる分離不安症。これは、日常生活の中から、お互いの関係を改めていかなければなりません。

ハウスの習慣をつけ、犬にかまいすぎないように心がけます。また、不安状態をやわらげる薬を動物病院で処方されることも。ひどい場合は薬としつけ両方から治療にあたりましょう。

犬嫌い
他の犬に会っても、冷静に指示を聞かせます
通りがかった犬とケン力になったり、逆にケンカをしかけられたり。他の犬となかよくできない、という悩みを抱える飼い主は多いものです。

しかし、他の犬となかよくすることが一番の楽しみになってしまうと、飼い主に対する集中力が落ちて、気持ちが散漫になってしまいます。あくまで飼い主が一番。他の犬と遊んでいても、飼い主が「コイ」といったら、もどってこられるように訓練をしっかりおこないます。その上で、愛犬の性格にあわせて、他の犬といっしょにいるときにトラブルにならないよう、慣らしていくといいでしょう。

他の犬が近づくとふるえる
気弱な性格の犬は、無理に犬同士を近づけたりすると、かえっておびえてしまうことがあります。愛犬より小さく、おだやかな性格のメスに協力してもらい、徐々に近づく練習をしましょう。

ほかの犬が近づくとけんかをしかける
攻撃的で気の強い犬は自分と同じレベルの犬を見るとケン力をしかけたがります。ケン力に夢中になるより、飼い主にしたがうほうが大切だということをわからせるため、犬がケン力をしかけそうになったらショックをあたえて、動きを制しましょう。

ほかの犬が近づくとはしゃぐ
フレンドリーで陽気な性格ゆえに、他の犬に夢中になると、飼い主のいうことが耳に入らなくなります。まず、服従心を徹底させるために「スワレ、マテ」といった基本訓練をくりかえしおこないます。同時に、他の犬に向かっていくたびに、引き綱を引いてショックをあたえ、動きを制しましょう。

ほかの犬にうなる
繊細な性格ゆえに、常に他の犬に何かされはしないかとおびえています。そのため、相手が近づくと、興奮状態におちいってしまいます。飼い主がいれば安心だということをわからせるためにも、興奮したらスワレの指示で座らせ、冷静さをとりもどさせましょう。


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